これはシゲ☆マンが若い頃、現場で先輩に賜った一撃。シンプルシンプル。でも破壊力抜群!
その場でハラハラと落ちる涙をこらえて、なんとか現場をこなし、家に帰る。
そして即ロングトーンに打ち込む、、、という事もなく、違う練習しちゃうのでした・・・
管楽器やっている方ならアルアルだと思います。「ロングトーンが大事なことくらい分かっとるわい!」しかし、なぜか出来ないのコレ。はい、Confirmationのメロディで一緒にご唱和ください。
「分かっちゃいるけど、出来ないロングトーン」
後に気づきました。秘密ですが、ロングトーンは超大事です。先輩や先生のアドバイスをきちんと聞いておくべきでした。これをお読みの皆様は私と同じ轍を踏まないよう、もう一度強く言います。
ロングトーンは必ず!できれば毎日!すべし!
冷静に説明します。(ただし、ここから先はある程度ワカッテイル人向けのメッセージです。全く触ったことない、または、正しい吹き方を教えてもらった事が無い人は、身近なサックス吹きかシゲ☆マンまでご連絡ください。)
下記のような事を、ロングトーン無しに習得・観察するにはどうすれば良いのでしょうか?
- 音を真っ直ぐ伸ばすための筋肉づくり
- それぞれの音に対応した体の使い方
- 正しい楽器の構え方
- 指の力の入れ具合
- 正しいピッチ作り
- ビブラート
- 体を変化させた場合に発生する音の変化
- 息を吐いている最中の体の変化の観察
- クレッシェンド・デクレッシェンド
などなど。まだまだ沢山あると思いますが、これだけ見ても大事だと理解できます。
とは言え、、、メトロノームに合わせてブーと吹くのはツマラナイ。そこで下記のようなカラオケを作りました。
珍しい441Hz基準です。440Hzな人も442Hzの人もコレでOKかと思います。
使い方は色々。アイデア次第で無限に使えます。
– 普通にロングトーン
– クレッシェンド、デクレッシェンド
– 基準音をドと感じつつ、2度〜8度のハモリでロングトーン
– 特にm3/M3のハモリ練習
– 倍音でのロングトーンや、半音上の指使いを用いた半音下げロングトーン練習(サックス)
– フラジオ音域やハイノートでのロングトーン
– 基準音をドとした各種スケール練習
– 基準音をドと感じつつ、任意の4音の往復 などなど
意識・注意すること
– 姿勢
– 発音する前に、出すべき音のピッチ・イメージが完全に出来上がっており、かつ身体がそれに適した状態になっていること。
その上で、、、 楽器のコンディション、姿勢、構え方、押さえる力、体の力み、アンブシュア、アパチュア、息の吸い方、吐き方、肺の動き、背骨の動き、ピッチ、タンギング、舌の位置、口の中の空気の流れ、音の出だしのタイミング、音を切るタイミング、音の出入りのニュアンス、伸ばしている最中のニュアンス、音量、音質 などなどを細かく意識・認識すべしです。
「大ロングトーン大会」というのも企画してみたいんですよねー。みんなでひたすらロングトーン。楽器問わず。お楽しみに。(宗教っぽくて怖いですかねwww)
では、みなさんファイト〜。
ちなみに、大事な事なのでもう一度書きますが正しくご使用ください。間違った癖をつけちゃダメですぞ。
質問あればコメント欄にでも、お問合せでも、どうぞ。